ゆうちょ銀行ニュースリリース

ゆうちょ銀行は、2017年7月3日(月)に「ゆうちょ銀行CSRレポート2017」を発行したことを発表した。「ゆうちょ銀行CSRレポート2017」は、顧客や株主、従業員をはじめとしたすべてのステークホルダーに対してゆうちょ銀行が「もっとも身近で信頼される銀行」を目指す上で果たすべきCSR(企業社会的責任)に関し、これまでの活動内容や社会的責任のあり方についての考え方などを理解を深めてもらうために発行されるものである。

今回のレポートでは、2016年4月～2017年3月までが対象期間となっており、ゆうちょ銀行を対象としたレポートになっている。また、レポート作成にあたって、「GRI(Global Reporting Initiative）サステナビリティレポーティングガイドライン(第4版)」「環境省環境報告ガイドライン2007」の2つのガイドラインを参考に作成されている。

内容としては、ゆうちょ銀行取締兼代表執行役社長の池田氏の挨拶にはじまり、 神戸大学大学院経営学研究科教授の國部氏とゆうちょ銀行専務執行役の松島氏による「"守りのCSR"から、経営戦略と一体化したCSRの時代へ」「フィデューシャリー・デューティ働き方改革への取り組み」「ステークホルダーとの対話強化により社会的説明責任を果たしていく」といったトピックでゆうちょ銀行に対する期待や果たすべき責務について対談内容がまとめられている。

そして、経営管理としてのCSR活動の基盤となるコーポレートガバナンスやコンプライアンス態勢を備え、コーポレートガバナンスの基本的な考え方やコーポレートガバナンス体制の明確化、「コンプライアンス委員会」「リスク管理委員会」「ＡＬＭ委員会」「CSR委員会」「情報開示委員会」といった専門委員会の役割の明文化などがまとめられている。

CSR(企業の社会責任)については、「安心のサービス」「環境」「ダイバーシティ・マネジメント」「教育」「地域コミュニケーション」の5つのカテゴリで詳しく解説されている。

最後の第三者評価でも國部氏により「CSR活動の本格的な推進」「ダイバーシティ・マネジメント」「教育」についてまとめられており、総括して「ゆうちょ銀行のCSR活動のますますの発展を期待しています。」と含みを持たせた。

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