ゆうちょ銀行のJPBANK カードWAON

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こちらでは、ゆうちょ銀行銀行のサービスを紹介しています。

JPBANKカードPiTaPaサービス

金融機関のゆうちょ銀行では、「クレジットカード」「電子マネー搭載キャッシュカード」「デビットカード」「mijica(ミヂカ)」の4つのカードを提供しています。こちらでは、JPBANKカードPiTaPaサービスの説明をします。

 皆さんは買い物をするときの支払いをどうしていますか?以前は現金やクレジットカードでの支払いが主流でしたが、最近、急速に普及しているのが電子マネーです。事前に入金(チャージ)した額で支払うため、専用端末に電子マネーの情報が入ったカードや携帯電話をかざすだけ。小銭のやりとりサインなどが不要で、利便性の高い支払い方法として注目を集めています。

  利用者の拡大に合わせて、セブン&アイ・ホールディングスの「nanaco」やイオンの「WAON」といった流通大手も電子マネーに参入。買い物した額に応じてポイントが貯まるなどのサービスを提供し、消費者の囲い込みにも一役買っています。一方、電子マネーに頼り切ってしまい現金を持ち歩かないために、電子マネーを忘れて出かけると買い物ができないというトラブルに見舞われることも。

  つい電子マネーを忘れて出かけてしまうという方にお勧めしたいのが、ゆうちょ銀行が発行する「JP BANKカード PiTaPa(ピタパ)」です。PiTaPaはJR西日本が発行する電子マネーで、電車やバスの乗車料金を支払うことができます。JR西日本が発行していますが、最近ではJR東日本の「Suica」や東京メトロの「PASMO」など全国の交通系電子マネーと相互利用ができるようになりましたので、全国各地の電車やバスで利用できるようになりました。外出時には電車やバスを利用する方も多いでしょうから、交通系の電子マネーであれば自宅に忘れることもなく安心ですね。

  さて、電子マネーというと事前に現金をチャージするイメージがありますが、定期的に残金を確認していない場合、いざ買い物をしようと思っても、電子マネーの残金が足りないといったトラブルに直面することもあります。

 「JP BANKカード PiTaPa」の場合、入会申し込みの際に「オートチャージ」の登録をすると、PiTaPaの利用エリアにある自動改札や運賃箱で残高が1000円以下の場合に、自動的に2000円がチャージされます。オートチャージで入金された額やPiTaPaで支払った電車やバスの乗車料金、買い物、食事で利用した代金は1ヶ月分をまとめて、JP BANKカードの利用代金として指定したゆうちょ銀行の口座から引き落とされます。

  PiTaPaをJP BANKカードと一緒に申し込むメリットは、利用代金がJP BANKカードの利用代金に含まれ、JP BANKカードのポイントを貯めることができる点です。現金払いであれば、買い物をして終わりですが、JP BANKカードのポイントが貯まると同じ買い物でも得をすることができますね。

 通常のJP BANKカードは、毎月の利用料金1000円につき1ポイントが付与され、獲得したポイント数に応じて、カタログギフトやギフトカードや、郵便局グループの宿泊施設「かんぽの宿」の宿泊券に交換できます。またANAのマイレージや、au、楽天Edy、T-POINT、dPOINT、PiTaPa、ビックカメラ、楽天、かんぽの宿メンバーズカードのポイントにも変換が可能です。また、1000円あたり通常の2倍のポイントが付与される「JP BANKカード ゴールド」もあります。

 クレジットカードを作成する際に、年会費がかかることを気にする人もいるかもしれませんが、通常のJP BANKカードは、初年度の年会費が無料になります。2年度目以降は1350円の年会費が必要になりますが、公共料金の支払い方法をJP BANKカードにしたり、給与や年金の受け取り口座をゆうちょ銀行の口座に指定したりすると、年会費が無料になります。また、年間30万円以上の利用で、翌年度の年会費が無料になる制度もあります。

 アルバイトや習い事など定期的に電車やバスを利用するだけで、相当な出費になります。また、毎日コンビニエンスストアでお茶やお弁当を買っている場合は、1日1000円でも、年間20万円を超える出費になります。外食やスーパーでの食品や日用品などの支払いもPiTaPaに統一すれば、あっという間に30万円。ということは、年会費をかけることなくクレジットカードを利用し続けることができますね。

 2倍のポイントが付与されるJP BANKカード ゴールドは1万800円の年会費が必要ですが、割高の年会費を支払うだけのメリットがあります。例えば、海外や国内旅行の代金や現地での交通費をJP BANKカード ゴールドで支払うと、最大5000万円の補償が受けられる旅行保険に入ることができます。JP BANKカード ゴールドで買い物をした場合、購入した商品が盗難や破損などの被害にあった時に最大300万円までの補償が受けられる「お買い物安心保険」もあります。

 また、海外旅行や出張時に、日本語が堪能な現地スタッフのいるサポートデスクが利用できたり、日本国内の空港に設置されたラウンジが利用できたりするメリットも。旅行や出張の多い方や高額な買い物をする機会の多い方には嬉しいサービスですね。

 また、通学やアルバイトなどでPiTaPaを利用する家族がいる場合、みんなで利用額をまとめてお得にポイントを貯めたいもの。JP BANKカード PiTaPaは作成した本人しか利用できませんが、家族向けのカードを作成することができます。家族カードの対象は、JP BANKカード会員と生計一緒にしている配偶者や小学生以上のお子さん、ご両親です。ご家族が18歳未満の場合は中学生、高校生には「ジュニアカード」を小学生には「キッズカード」が発行されます。

  キッズカードの場合、カードの表面に「こども」と表記され、電車やバスの運賃で小児旅客運賃が適用されます。また、オートチャージを利用した際の利用条件が異なります。一般のPiTaPaやジュニアカードの場合は、カード内の残金が1000円を下回った時に2000円が追加入金されますが、キッズカードの場合は500円を下回った時点で1000円が追加入金されます。キッズカード、ジュニアカードともに買い物での利用はできず、電車やバスの運賃のみに利用できます。

 小学生のお子さんの場合、紛失や電子マネーで高額な買い物をする危険性もありますが、1000円ずつの追加入金であれば、もし紛失をした場合の被害も少なくて済みますし、買い物の利用ができないため使いすぎ防止にもつながりますね。

  さて、PiTaPaは年会費不要です利用ができますが、1年間に一度もPiTaPaを使わない場合には、維持管理費として1人あたり1080円が必要ですのでご注意ください。 いかがだったでしょうか。これを機にご家族でJP BANKカード PiTaPaを使ってお得な生活をしてみませんか。

 
金融機関名ゆうちょ銀行
本店所在地東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー
電話番号
金融機関コード・銀行コード9900
支店コード(取扱店番号)010160
ホームページhttp://www.jp-bank.japanpost.jp/

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