三菱東京UFJ銀行ニュースリリース

三菱東京UFJ銀行が、2017年3月3日(金)にオーストラリア貿易投資促進庁との間で、オーストラリア連邦への投資促進に関する業務協力協定を締結したことを発表し、大きな注目を集めている。

三菱東京UFJ銀行は、日本各地に展開している3大メガバンクの1行である。2006年に当時の「東京三菱銀行」と「UFJ銀行」が合併して誕生したもので、ICクレジットカードの発行やモバイルネットバンク設立調査の設立を行ったことでも御存知の方も少なくないだろう。

特にインターネット銀行であるモバイルネットバンク設立調査は「じぶん銀行」と呼ばれているインターネット銀行で、インターネットが普及した今ではパソコンやスマートフォン、タブレットから利用できる利便性で大きな支持を得ている。

その三菱東京UFJ銀行が業務提携を締結したのが「オーストラリア貿易促進庁」だ。貿易経済促進庁とは国家間における貿易など経済産業をサポートすることを目的として作られた組織で、オーストラリア貿易促進庁はオーストラリアのシドニーに本部を置くオーストラリアの政府機関である。

オーストラリアとの輸出入を行う日本企業を対象としてサポートを行っており、主に挙げられるのは輸出入している商品やサービスの仲介やサポートが挙げられる。

他にも留学生や投資に関するサポートなども手広く行っていて、日本には東京のオーストラリア大使館内にあるマーケティング事務所をはじめ、札幌や大阪、福岡に拠点を構えている。

元々、日本とオーストラリアは長期にわたり経済的、文化的に親密な関係にあり、2015年にはJAEPA（日豪経済連携協定）も締結している。

今回、三菱東京UFJ銀行が発表した提携内容は以前より連携を強固としてきたオーストラリアとより綿密な連携がとれる事を目的としたもので、鉱業や農業を中心とするオーストラリアの経済成長は安定しており、魅力的なものだ。

そういったこともあり三菱東京UFJ銀行もオーストラリアでの事業展開を視野に入れて今回の締結にいたっている。

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